2013年9月13日金曜日

アポダイゼーション 1 (Apodization)

プロセッシング行程

FIDに
・ドリフト補正
・トランケート
・窓関数(アポダイゼーション)
・ゼロフィリング & 線形予測
を施し、

フーリエ変換 時間波形から周波数波形に変換

横軸を周波数 or ppmに返還したら、
・位相補正
・ベースライン補正
・スムージング

の中の窓関数(アポダイゼーション)とは何をしてるのでしょうか?


フーリエ変換する前のFIDにある関数(窓関数)を掛けて波形を変えます。




 








なぜ、関数をかけて波形を変えるのでしょうか?

関数を掛けてFID波形を変えると、
S/N比を向上させたり、スペクトルの分離を良くしたりすることができます。


こういった利点があるので、
関数をかける(窓関数(アポダイゼーション))というひと手間かけて処理します。


このFIDにかける関数というのはいくつかあるのですが、
各関数の使い分けはまた別途。


http://systemplus.co.jp/mnova/

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