フーリエ変換NMRにおいて、パルス照射直後に現れる信号です。
静磁場中の核に、ある周波数のラジオ波を照射すると、
その核はラジオ波のエネルギーを吸収します。
ラジオ波の照射を止めると、
核は吸収したエネルギーを放出します。
放出されたエネルギーは減衰しながら、
元の状態へ戻っていきます。
この放出過程を信号として検出したものがFIDになります。
FIDをフーリエ変換したスペクトルが
通常、我々が解析する際に手にするNMRスペクトルです。
Mnovaでは、
オリジナルFIDもプロセッシングで加工したFIDも
アイコンもしくはコマンドで
いつでも簡単に切替え表示できます。
http://systemplus.co.jp/mnova/
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