時間をかけて合成して、丁寧に精製した化合物 A をNMRで構造確認(決定)しようとする際、
アサインしてみたら化合物 A と合わない…
A の構造じゃないのか?
副反応や思わぬ転位をしていて 化合物 B, C いや D になってるかも…と
1つのスペクトルに対し、候補化合物が複数出てくる場合があります。
取得したスペクトルにまず化合物 A をスペクトル帰属(アサイン)します。
その後、順番に化合物 B をアサイン、化合物 C をアサイン、化合物 D をアサインします。
やっぱり A か?
いや、B の方が矛盾なくアサインできるな。
あれ、このピークが余るな。
ん、C だとピークが足りない。
すると D か? 1H数が合わない…。
化合物4つもアサインして、どれが一番このスペクトルに合ってるんだ?なんてことしてら、
時間かかってしょうがないよ!となります。
そこで、MnovaではVerifyというプラグイン(オプション)が準備されています。
1つの実測スペクトルに対し、
各候補化合物の予測スペクトルを比較し、
一致度を数値で評価します。
操作手順、取得結果は動画でご覧ください。
http://systemplus.co.jp/mnova/support/Movie/faq/VerifyDemo/VerifyDemo.html
ユーザの解析時間の大幅短縮に役立っています。
http://systemplus.co.jp/mnova/
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