NMR測定する際の操作をざっと分解して表すと、
・試料を調製
↓
・NMR装置へ試料をセット
↓
・NMR測定
↓
・FIDデータ取得
↓
・解析
↓
・レポート作成、提出
NMR測定の一連の操作において、
Mnovaが活躍する位置づけは、
データ取得からレポート作成、提出です。
つまり、
MnovaはNMRスペクトル後処理解析ソフトです。
FID取得後、
・プロセッシング
FIDに対し、
ドリフト補正
トランケート
窓関数(アポダイゼーション)
ゼロフィリング & 線形予測
フーリエ変換 時間波形から周波数波形に変換
位相補正
ベースライン補正
スムージング
・解析
ピークピッキング
積分
マルチプレット解析
・レポート作成
解析済みスペクトルや解析結果をコピーし、
MS Word, Excel, Powerpointなどへ貼付けてレポートに使用
スペクトルをpdfとしてもエクスポート可能
これらをMnova NMRでは煩雑な操作無しで行うことができます。
Mnova NMRを基本として、
Predict, MS, Verify, DB, qNMRといったプラグインを組み合わせることで、
時間短縮のお役に立っています。
http://systemplus.co.jp/mnova/
2013年8月30日金曜日
2013年8月29日木曜日
続 スペクトル帰属したい化合物に複数の候補があったら…
昨日の続きを少しだけ。
1つの取得スペクトルに対し、
複数の候補化合物がある場合に、
適切な化合物を選び出すのに解析時間を大幅に短縮できると書きました。
で、どのくらいの短縮になるの?ということですが、
新規化合物のスペクトル帰属にどのくらいの時間がかかっていますか?
全ての1Hとピークを合致させ、
1H 総数にも矛盾が無いことを確認して…
ここでは、10分と仮定します。
候補化合物4つ全てをスペクトル帰属するわけですから
合計で40分。
昨日、紹介した動画は2分33秒です。
Mnovaを使用すると約1/16の時間で適切な化合物が選び出せます。
http://systemplus.co.jp/mnova/support/Movie/faq/VerifyDemo/VerifyDemo.html
動画を作成するのに、通常よりもゆっくり操作していることを加味すると、
1/20の時間かもしれません。
これだけでも、ユーザの役に立てていると自負しています。
http://systemplus.co.jp/mnova/
1つの取得スペクトルに対し、
複数の候補化合物がある場合に、
適切な化合物を選び出すのに解析時間を大幅に短縮できると書きました。
で、どのくらいの短縮になるの?ということですが、
新規化合物のスペクトル帰属にどのくらいの時間がかかっていますか?
全ての1Hとピークを合致させ、
1H 総数にも矛盾が無いことを確認して…
ここでは、10分と仮定します。
候補化合物4つ全てをスペクトル帰属するわけですから
合計で40分。
昨日、紹介した動画は2分33秒です。
Mnovaを使用すると約1/16の時間で適切な化合物が選び出せます。
http://systemplus.co.jp/mnova/support/Movie/faq/VerifyDemo/VerifyDemo.html
動画を作成するのに、通常よりもゆっくり操作していることを加味すると、
1/20の時間かもしれません。
これだけでも、ユーザの役に立てていると自負しています。
http://systemplus.co.jp/mnova/
2013年8月28日水曜日
スペクトル帰属したい化合物に複数の候補があったら…
時間をかけて合成して、丁寧に精製した化合物 A をNMRで構造確認(決定)しようとする際、
アサインしてみたら化合物 A と合わない…
A の構造じゃないのか?
副反応や思わぬ転位をしていて 化合物 B, C いや D になってるかも…と
1つのスペクトルに対し、候補化合物が複数出てくる場合があります。
取得したスペクトルにまず化合物 A をスペクトル帰属(アサイン)します。
その後、順番に化合物 B をアサイン、化合物 C をアサイン、化合物 D をアサインします。
やっぱり A か?
いや、B の方が矛盾なくアサインできるな。
あれ、このピークが余るな。
ん、C だとピークが足りない。
すると D か? 1H数が合わない…。
化合物4つもアサインして、どれが一番このスペクトルに合ってるんだ?なんてことしてら、
時間かかってしょうがないよ!となります。
そこで、MnovaではVerifyというプラグイン(オプション)が準備されています。
1つの実測スペクトルに対し、
各候補化合物の予測スペクトルを比較し、
一致度を数値で評価します。
操作手順、取得結果は動画でご覧ください。
http://systemplus.co.jp/mnova/support/Movie/faq/VerifyDemo/VerifyDemo.html
ユーザの解析時間の大幅短縮に役立っています。
http://systemplus.co.jp/mnova/
アサインしてみたら化合物 A と合わない…
A の構造じゃないのか?
副反応や思わぬ転位をしていて 化合物 B, C いや D になってるかも…と
1つのスペクトルに対し、候補化合物が複数出てくる場合があります。
取得したスペクトルにまず化合物 A をスペクトル帰属(アサイン)します。
その後、順番に化合物 B をアサイン、化合物 C をアサイン、化合物 D をアサインします。
やっぱり A か?
いや、B の方が矛盾なくアサインできるな。
あれ、このピークが余るな。
ん、C だとピークが足りない。
すると D か? 1H数が合わない…。
化合物4つもアサインして、どれが一番このスペクトルに合ってるんだ?なんてことしてら、
時間かかってしょうがないよ!となります。
そこで、MnovaではVerifyというプラグイン(オプション)が準備されています。
1つの実測スペクトルに対し、
各候補化合物の予測スペクトルを比較し、
一致度を数値で評価します。
操作手順、取得結果は動画でご覧ください。
http://systemplus.co.jp/mnova/support/Movie/faq/VerifyDemo/VerifyDemo.html
ユーザの解析時間の大幅短縮に役立っています。
http://systemplus.co.jp/mnova/
2013年8月27日火曜日
ppm
ppm (parts per million) パーツ パー ミリオン
100万分のいくつという割合を示す数値
NMRスペクトルの横軸はご存じのとおり、ppm。
1~4ppm付近はメチル基、7~9ppm付近は芳香族などなど、
化学シフトはppmで議論されます。
昨日のブログで、
フーリエ変換した後の横軸はHz(周波数)だと書きました。
なのに、なぜppm? Hzじゃないの?
ppmって単なる比率・割合ですよね?
教科書に載っているppmの式は
δ(ppm) = 基準物質の共鳴周波数からのずれ(Hz) / 装置の操作周波数(MHz)
と書かれています。
これは何を意味しているかというと、
「異なる共鳴周波数の装置を使っても化学シフトは同じ値になる」
ということです。
つまり、400MHzのNMRを使っても、600MHzのNMRを使っても、
同じ化合物を測定すれば、同じ化学シフト値になるということです。
化学シフトである基準物質の共鳴周波数からのずれ(Hz)は
共鳴周波数によって値が異なります。
同じ環境の1Hなのに、○○MHzのNMRと△△MHzのNMRでスペクトルの横軸(Hz)が
異なるのは困ります。
しかし、ppm表示にすれば、
どのNMRを使っても、同じ環境の1Hは同じ化学シフト値になるのです。
だから、ppmで表すと便利なのです。
また、装置の共鳴周波数をMHzで表しますが、
このM(メガ)がポイントです。
M(メガ) = 10^6 (100万)が分母に来ているので、
化学シフト値 を100万分のいくつで表すと
ppmとして1から10くらいのわかりやすい値を取るのです。(1H NMRの場合)
もう一度。
だから、ppmで表すと便利なのです。
http://systemplus.co.jp/mnova/
100万分のいくつという割合を示す数値
NMRスペクトルの横軸はご存じのとおり、ppm。
1~4ppm付近はメチル基、7~9ppm付近は芳香族などなど、
化学シフトはppmで議論されます。
昨日のブログで、
フーリエ変換した後の横軸はHz(周波数)だと書きました。
なのに、なぜppm? Hzじゃないの?
ppmって単なる比率・割合ですよね?
教科書に載っているppmの式は
δ(ppm) = 基準物質の共鳴周波数からのずれ(Hz) / 装置の操作周波数(MHz)
と書かれています。
これは何を意味しているかというと、
「異なる共鳴周波数の装置を使っても化学シフトは同じ値になる」
ということです。
つまり、400MHzのNMRを使っても、600MHzのNMRを使っても、
同じ化合物を測定すれば、同じ化学シフト値になるということです。
化学シフトである基準物質の共鳴周波数からのずれ(Hz)は
共鳴周波数によって値が異なります。
同じ環境の1Hなのに、○○MHzのNMRと△△MHzのNMRでスペクトルの横軸(Hz)が
異なるのは困ります。
しかし、ppm表示にすれば、
どのNMRを使っても、同じ環境の1Hは同じ化学シフト値になるのです。
だから、ppmで表すと便利なのです。
また、装置の共鳴周波数をMHzで表しますが、
このM(メガ)がポイントです。
M(メガ) = 10^6 (100万)が分母に来ているので、
化学シフト値 を100万分のいくつで表すと
ppmとして1から10くらいのわかりやすい値を取るのです。(1H NMRの場合)
もう一度。
だから、ppmで表すと便利なのです。
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2013年8月26日月曜日
フーリエ変換
昨今、ほとんどの方がFT-NMRと呼ばれるものを使っています。
FTとはFourier transform フーリエ変換のことを指しています。
では、フーリエ変換って何?
一体、何をしてるの?と思われる方もおられるのでは…。
フーリエ変換は時系列波形を周波数波形に変えているのです。
だから、何?
NMRでいうと、
FIDの時系列波形 ⇒ 通常、我々が手にするNMRスペクトル
に変換しているのです。
横軸が時間のデータから周波数のデータに変換できるのです。
NMR測定で最初に得られるデータはFIDです。
時間が経つにしたがって、減衰していき、振幅が0に収束する波のデータです。
この時系列波形を周波数波形に変換すると、
どんな良いことがあるかというと…
どのくらいの強度で何Hzの周波数の波が、
このFIDの中に含まれていますよということを示してくれます。
NMRスペクトルの横軸はHzで表すことができます。
我々が手にするNMRスペクトルの横軸はppmですが、
これはHzに置き換えることができます。
なぜ、NMRスペクトルは横軸をppmで表示するかは別の機会に。
どのくらいの強度 = 積分比
何Hzの周波数 = 化学シフト
がFIDをフーリエ変換するとわかるのです。
http://systemplus.co.jp/mnova/
FTとはFourier transform フーリエ変換のことを指しています。
では、フーリエ変換って何?
一体、何をしてるの?と思われる方もおられるのでは…。
フーリエ変換は時系列波形を周波数波形に変えているのです。
だから、何?
NMRでいうと、
FIDの時系列波形 ⇒ 通常、我々が手にするNMRスペクトル
に変換しているのです。
横軸が時間のデータから周波数のデータに変換できるのです。
NMR測定で最初に得られるデータはFIDです。
時間が経つにしたがって、減衰していき、振幅が0に収束する波のデータです。
この時系列波形を周波数波形に変換すると、
どんな良いことがあるかというと…
どのくらいの強度で何Hzの周波数の波が、
このFIDの中に含まれていますよということを示してくれます。
NMRスペクトルの横軸はHzで表すことができます。
我々が手にするNMRスペクトルの横軸はppmですが、
これはHzに置き換えることができます。
なぜ、NMRスペクトルは横軸をppmで表示するかは別の機会に。
どのくらいの強度 = 積分比
何Hzの周波数 = 化学シフト
がFIDをフーリエ変換するとわかるのです。
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2013年8月23日金曜日
FID
FID (Free Induction Decay) 自由誘導減衰 とは
フーリエ変換NMRにおいて、パルス照射直後に現れる信号です。
静磁場中の核に、ある周波数のラジオ波を照射すると、
その核はラジオ波のエネルギーを吸収します。
ラジオ波の照射を止めると、
核は吸収したエネルギーを放出します。
放出されたエネルギーは減衰しながら、
元の状態へ戻っていきます。
この放出過程を信号として検出したものがFIDになります。
FIDをフーリエ変換したスペクトルが
通常、我々が解析する際に手にするNMRスペクトルです。
Mnovaでは、
オリジナルFIDもプロセッシングで加工したFIDも
アイコンもしくはコマンドで
いつでも簡単に切替え表示できます。
http://systemplus.co.jp/mnova/
フーリエ変換NMRにおいて、パルス照射直後に現れる信号です。
静磁場中の核に、ある周波数のラジオ波を照射すると、
その核はラジオ波のエネルギーを吸収します。
ラジオ波の照射を止めると、
核は吸収したエネルギーを放出します。
放出されたエネルギーは減衰しながら、
元の状態へ戻っていきます。
この放出過程を信号として検出したものがFIDになります。
FIDをフーリエ変換したスペクトルが
通常、我々が解析する際に手にするNMRスペクトルです。
Mnovaでは、
オリジナルFIDもプロセッシングで加工したFIDも
アイコンもしくはコマンドで
いつでも簡単に切替え表示できます。
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2013年8月22日木曜日
用語解説
今さら人に聞けなかったり、
実はちゃんと理解してないまま使っている用語もあるようです。
そんな時に、お役に立てればなというのと、
私自身の知識整理のためにも
これから、たびたび(不定期予定)用語解説を書き留めておきます。
こうご期待!!
http://systemplus.co.jp/mnova/
実はちゃんと理解してないまま使っている用語もあるようです。
そんな時に、お役に立てればなというのと、
私自身の知識整理のためにも
これから、たびたび(不定期予定)用語解説を書き留めておきます。
こうご期待!!
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2013年8月21日水曜日
ユーザがシステムプラスから買う理由
システムプラスからMnovaを買っていただいているのには
いくつか理由があります。
システムプラスはユーザの省力・省時間に貢献すべく
下の対応に注力しています。
・デフォルトでは不十分な日本語コマンド・メッセージとなっていますが、
システムプラス翻訳の日本語訳をご利用可
・日本語でのお問合せ対応可(メール、電話、FAX等)
・使用方法を動画で紹介(チュートリアルCD、弊社ウェブサイト内)
・ユーザ様が使用したい操作を動画作成し提供
また、システムプラスと開発元Mestrelabとの関係性も良く、
Mestrelabへの質問・要望等のレスポンスも良好です。
これらが評価され、
ユーザはシステムプラスからMnovaを購入いただいていると考えています。
まず、Mnovaが非常に優秀なソフトであることを理解してもらい、
購入してもらっています。
しかし、新しいソフトを使うにあたり、
慣れるまでの労力や時間が大きなハードルとなります。
このハードルをできる限り低くしたり、ハードルを越えやすくするために、
システムプラスがお手伝いをいたします。
今後もより良いサポートができるよう尽力いたします。
http://systemplus.co.jp/mnova/
いくつか理由があります。
システムプラスはユーザの省力・省時間に貢献すべく
下の対応に注力しています。
・デフォルトでは不十分な日本語コマンド・メッセージとなっていますが、
システムプラス翻訳の日本語訳をご利用可
・日本語でのお問合せ対応可(メール、電話、FAX等)
・使用方法を動画で紹介(チュートリアルCD、弊社ウェブサイト内)
・ユーザ様が使用したい操作を動画作成し提供
また、システムプラスと開発元Mestrelabとの関係性も良く、
Mestrelabへの質問・要望等のレスポンスも良好です。
これらが評価され、
ユーザはシステムプラスからMnovaを購入いただいていると考えています。
まず、Mnovaが非常に優秀なソフトであることを理解してもらい、
購入してもらっています。
しかし、新しいソフトを使うにあたり、
慣れるまでの労力や時間が大きなハードルとなります。
このハードルをできる限り低くしたり、ハードルを越えやすくするために、
システムプラスがお手伝いをいたします。
今後もより良いサポートができるよう尽力いたします。
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2013年8月20日火曜日
誰向けのソフト?
Mnovaを扱っていると、
こんな人に使ってもらえたら役に立てるんじゃないの?
あんな人にも薦めたいな…と思うことがあります。
まず、有機化学合成研究者。
有機合成をやっていると構造確認でNMRを使います。
もちろんNMRスペクトルを読むことはできますが、ちょっと面倒。
新規化合物の同定や
久しぶりにNMR測定した場合は
教科書・参考書の化学シフト表を見ながら…。
意外と時間取られるんですよね。
早く次の実験を仕込みたいのに。
しかし、Mnovaなら短時間で解析を終えることができます。
Mnovaは製薬・化学・化粧品・食品等の
有機合成研究者には是非使ってもらいたいソフトです。
私が有機合成出身ということもあり、
Mnovaの便利さに感激し、販売するようになりました。
自分が有機合成をやっていた時にこのMnovaがあったら…と。
次に、品質管理・品質保証スタッフ。
同化合物の異なるロットによる繰り返しNMR測定や、
以前に測定したスペクトルとの比較による副生成物の発見等々に
Mnovaは能力を発揮します。
プロセッシング・解析条件を変更することがなければ、
テンプレートをつくり、FIDデータをMnovaへドラッグ&ドロップするだけで、
解析結果が得られます。
こちらでも、やはり省力・省時間が期待できます。
Mnovaは異なるメーカーのデータを取り扱えます。
1つの組織で複数メーカーのNMRを持っているところは少ないですが、
質量分析(MS)では複数メーカーの機器を持っていて、
データの取扱いに困っている方も多くおられます。
そんな時、Mnova MSを使っていただき、
異なるフォーマットの複数データの一括管理・表示・解析に役に立っています。
Mnovaは解析時間を大幅に短縮したい方々に
使ってもらいたいソフトです。
http://systemplus.co.jp/mnova/
こんな人に使ってもらえたら役に立てるんじゃないの?
あんな人にも薦めたいな…と思うことがあります。
まず、有機化学合成研究者。
有機合成をやっていると構造確認でNMRを使います。
もちろんNMRスペクトルを読むことはできますが、ちょっと面倒。
新規化合物の同定や
久しぶりにNMR測定した場合は
教科書・参考書の化学シフト表を見ながら…。
意外と時間取られるんですよね。
早く次の実験を仕込みたいのに。
しかし、Mnovaなら短時間で解析を終えることができます。
Mnovaは製薬・化学・化粧品・食品等の
有機合成研究者には是非使ってもらいたいソフトです。
私が有機合成出身ということもあり、
Mnovaの便利さに感激し、販売するようになりました。
自分が有機合成をやっていた時にこのMnovaがあったら…と。
次に、品質管理・品質保証スタッフ。
同化合物の異なるロットによる繰り返しNMR測定や、
以前に測定したスペクトルとの比較による副生成物の発見等々に
Mnovaは能力を発揮します。
プロセッシング・解析条件を変更することがなければ、
テンプレートをつくり、FIDデータをMnovaへドラッグ&ドロップするだけで、
解析結果が得られます。
こちらでも、やはり省力・省時間が期待できます。
Mnovaは異なるメーカーのデータを取り扱えます。
1つの組織で複数メーカーのNMRを持っているところは少ないですが、
質量分析(MS)では複数メーカーの機器を持っていて、
データの取扱いに困っている方も多くおられます。
そんな時、Mnova MSを使っていただき、
異なるフォーマットの複数データの一括管理・表示・解析に役に立っています。
Mnovaは解析時間を大幅に短縮したい方々に
使ってもらいたいソフトです。
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2013年8月19日月曜日
1D 1H-NMR解析手順
1次元の1H-NMRをFIDからプロセッシング・解析して結果を得ようとすると、
NMR熟練者にとっては簡単でも、
初心者から中級者またはNMR測定頻度が低い研究者にとっては時間がかかることがあります。
しかし、Mnovaを使えば省力・省時間でNMR解析結果が得られます。
研究者にとって省力・省時間が達成で出来ると、
ユーザは早く家に帰れたり、次の実験の仕込みができたりします。
つまり、NMR解析にかかる時間が短縮できるということは
人件費コストを抑えることにもなります。
たった数十分の省時間でしょ?と思われるかもしれませんが、
実は、この省時間における人件費コストダウンは馬鹿にできません。
Mnovaをお買い上げいただく前に
稟議書作成のお手伝いをすることもあるのですが、
それはそれは実感させられます。
システムプラスのウェブサイトでは
1D 1H-NMR解析の手順を動画で紹介しています。
下記URL内の
特長の一つ目「データ処理・解析が簡単に!」をクリックしてください。
動画をご覧になれます。
http://systemplus.co.jp/mnova/product/nmr.html
どうでしょうか?
データインポートのドラッグ&ドロップから始まり、
かなりの短時間で解析結果を得られることが
わかっていただけると思います。
これより自動化できる箇所もあるので、
さらに解析時間を省くこともできます。
2次元の解析も時間短縮できますが、
別途紹介いたします。
http://systemplus.co.jp/mnova/
NMR熟練者にとっては簡単でも、
初心者から中級者またはNMR測定頻度が低い研究者にとっては時間がかかることがあります。
しかし、Mnovaを使えば省力・省時間でNMR解析結果が得られます。
研究者にとって省力・省時間が達成で出来ると、
ユーザは早く家に帰れたり、次の実験の仕込みができたりします。
つまり、NMR解析にかかる時間が短縮できるということは
人件費コストを抑えることにもなります。
たった数十分の省時間でしょ?と思われるかもしれませんが、
実は、この省時間における人件費コストダウンは馬鹿にできません。
Mnovaをお買い上げいただく前に
稟議書作成のお手伝いをすることもあるのですが、
それはそれは実感させられます。
システムプラスのウェブサイトでは
1D 1H-NMR解析の手順を動画で紹介しています。
下記URL内の
特長の一つ目「データ処理・解析が簡単に!」をクリックしてください。
動画をご覧になれます。
http://systemplus.co.jp/mnova/product/nmr.html
どうでしょうか?
データインポートのドラッグ&ドロップから始まり、
かなりの短時間で解析結果を得られることが
わかっていただけると思います。
これより自動化できる箇所もあるので、
さらに解析時間を省くこともできます。
2次元の解析も時間短縮できますが、
別途紹介いたします。
http://systemplus.co.jp/mnova/
2013年8月9日金曜日
Mnova インストール方法
Mnovaのインストールは非常に簡単
使えるようになるまでの流れは
ユーザ
・セットアップファイルをPC上の任意の場所で実行
・インストール開始
・Mnovaを起動後、メインメニュー Help \ License Managerを実行
・ダイアログボックス中のHost IDをシステムプラスへ連絡
システムプラス - Mestrelab
・システムプラスから開発元Mestrelabへライセンス発行依頼
・Host IDに基づき、ライセンスファイルが発行されます
・発行されたライセンスファイルをメールでシステムプラスからユーザへ
ユーザ
・ライセンスファイルをメールで受取
・Mnova起動
・ライセンスファイルが入ったzip fileをドラッグ&ドロップ
これだけの操作でMnovaが使えるようになります。
ライセンスファイルで使用可能なプラグイン、保守期限等が設定されています。
http://systemplus.co.jp/mnova/
使えるようになるまでの流れは
ユーザ
・セットアップファイルをPC上の任意の場所で実行
・インストール開始
・Mnovaを起動後、メインメニュー Help \ License Managerを実行
・ダイアログボックス中のHost IDをシステムプラスへ連絡
システムプラス - Mestrelab
・システムプラスから開発元Mestrelabへライセンス発行依頼
・Host IDに基づき、ライセンスファイルが発行されます
・発行されたライセンスファイルをメールでシステムプラスからユーザへ
ユーザ
・ライセンスファイルをメールで受取
・Mnova起動
・ライセンスファイルが入ったzip fileをドラッグ&ドロップ
これだけの操作でMnovaが使えるようになります。
ライセンスファイルで使用可能なプラグイン、保守期限等が設定されています。
http://systemplus.co.jp/mnova/
2013年8月8日木曜日
Mnova プラグイン
Mnovaには複数のプラグインが用意されており、
ユーザの用途に合うよう、
プラグインを組み合わせてお使いいただけます。
・Mnova NMR:NMRスペクトル処理
Mnovaの基本となるプラグイン
操作性が格段に良いと評判 操作性が良いということは解析処理時間の短縮を意味します
NMRメーカーを問わず、データの読込み、解析処理が可能
・Mnova NMRPredict Desktop:NMRスペクトル予測
1D(1H, 13C, 15N, 19F, 31P, 17O, 29Si), 2D HSQC検証
Mnova NMRと組み合わせることで1クリックで自動スペクトル帰属が可能
アサインメントの時間を大幅短縮!(1/10に!?)
・Mnvoa MS:マス スペクトル処理
複数の異なるメーカーのMSデータをMnova MSを使えば一括表示・処理・管理できます
異なるMSデータを一括で取扱いたいユーザに好評
MSのみだけでなく、GC/LCのデータも読込み、解析処理が可能
・Mnova Suite
Mnova NMR, Predict Desktop, MSをまとめたパッケージ
各プラグインを別途購入するよりお安くなっています
・Mnova Verify:構造比較検証/数値評価
実測スペクトルと予測スペクトルを比較し、一致度を分かりやすく数値で評価
1つの実測スペクトルに対し、複数の候補化合物があっても、
候補化合物の中から実測スペクトルに最も近い化合物を選び出します
・Mnvoa DB:データベース構築
ユーザが取得したスペクトルでデータベースを構築
データベースへのデータ保存、データベースへの検索などの操作が簡単便利
レガシーデータ(これまで取得した多くのスペクトルデータ)も無駄にすることなくMnovaDBへ移行可能
・Mnova qNMR:定量NMR解析
定量NMR解析は分析手法も重要ですが、スペクトル解析もかなり重要
解析結果を(濃度、純度、感度係数)を迅速に取得できます
詳しくは
http://systemplus.co.jp/mnova/
まで
ユーザの用途に合うよう、
プラグインを組み合わせてお使いいただけます。
・Mnova NMR:NMRスペクトル処理
Mnovaの基本となるプラグイン
操作性が格段に良いと評判 操作性が良いということは解析処理時間の短縮を意味します
NMRメーカーを問わず、データの読込み、解析処理が可能
・Mnova NMRPredict Desktop:NMRスペクトル予測
1D(1H, 13C, 15N, 19F, 31P, 17O, 29Si), 2D HSQC検証
Mnova NMRと組み合わせることで1クリックで自動スペクトル帰属が可能
アサインメントの時間を大幅短縮!(1/10に!?)
・Mnvoa MS:マス スペクトル処理
複数の異なるメーカーのMSデータをMnova MSを使えば一括表示・処理・管理できます
異なるMSデータを一括で取扱いたいユーザに好評
MSのみだけでなく、GC/LCのデータも読込み、解析処理が可能
・Mnova Suite
Mnova NMR, Predict Desktop, MSをまとめたパッケージ
各プラグインを別途購入するよりお安くなっています
・Mnova Verify:構造比較検証/数値評価
実測スペクトルと予測スペクトルを比較し、一致度を分かりやすく数値で評価
1つの実測スペクトルに対し、複数の候補化合物があっても、
候補化合物の中から実測スペクトルに最も近い化合物を選び出します
・Mnvoa DB:データベース構築
ユーザが取得したスペクトルでデータベースを構築
データベースへのデータ保存、データベースへの検索などの操作が簡単便利
レガシーデータ(これまで取得した多くのスペクトルデータ)も無駄にすることなくMnovaDBへ移行可能
・Mnova qNMR:定量NMR解析
定量NMR解析は分析手法も重要ですが、スペクトル解析もかなり重要
解析結果を(濃度、純度、感度係数)を迅速に取得できます
詳しくは
http://systemplus.co.jp/mnova/
まで
2013年8月7日水曜日
PCシステム環境 (Linux)
MnovaをインストールするLinux PCのシステム環境は、
最低要件
CPU : Pentium 300MHz以上
メモリ : 128MB以上
モニタ : Video Adapter Super VGA 800 x 600 (Xlib)
OS :
Red Hat Enterprise5 - 6, Debian Wheezy, Debian Squeeze,
Fedra18 - 19, Ubuntsu12.04, OpenSUSE12.1
(Mnova Ver. 8.1.2)
LinuxへのMnovaインストールをお考えの際は、
システムプラスまでご連絡ください。
開発元へ確認いたします。
http://systemplus.co.jp/mnova/
最低要件
CPU : Pentium 300MHz以上
メモリ : 128MB以上
モニタ : Video Adapter Super VGA 800 x 600 (Xlib)
OS :
Red Hat Enterprise5 - 6, Debian Wheezy, Debian Squeeze,
Fedra18 - 19, Ubuntsu12.04, OpenSUSE12.1
(Mnova Ver. 8.1.2)
LinuxへのMnovaインストールをお考えの際は、
システムプラスまでご連絡ください。
開発元へ確認いたします。
http://systemplus.co.jp/mnova/
2013年8月6日火曜日
PCシステム環境 (Mac)
MnovaをインストールするMac PCのシステム環境は、
少なくとも
Intel architectureを有するMac OS X 10.5 (Leopard)が必要です。
現バージョンのMnovaでは
Mac OS X 10.6 (Snow Leopard), 10.7 (Lion)にも準拠しています。
お客様のご要望があれば
システムプラスでは、Mac PCでも選定・購入も承ります。
その際も、Mnovaをインストールして、
すぐにお使いいただける状態にして納品します。
http://systemplus.co.jp/mnova/
少なくとも
Intel architectureを有するMac OS X 10.5 (Leopard)が必要です。
現バージョンのMnovaでは
Mac OS X 10.6 (Snow Leopard), 10.7 (Lion)にも準拠しています。
お客様のご要望があれば
システムプラスでは、Mac PCでも選定・購入も承ります。
その際も、Mnovaをインストールして、
すぐにお使いいただける状態にして納品します。
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2013年8月5日月曜日
PCシステム環境 (Windows)
MnovaをインストールするWindows PCのシステム環境は、
最低要件
OS : Windows XP
CPU : Pentium 300MHz以上
メモリ : 128MB以上
モニタ : VGA 800 x 600ピクセル
HD空き容量 : 100MB
推奨要件
OS : Windows XP, Server2003, Vista, 7, 8
CPU : Pentium 1.6GHz以上
メモリ : 512MB以上
Windows 98より古いOSのPCにはMnovaはインストールできません。
Window XPへのインストールは管理者権限で行ってください。
Mnovaが正確にインストールできない可能性があります。
お気を付けください。
お客様のご要望があれば
システムプラスでは、PCの選定・代理購入も承ります。
その際は、Mnovaをインストールして、
すぐにお使いいただける状態にして納品します。
http://systemplus.co.jp/mnova/
最低要件
OS : Windows XP
CPU : Pentium 300MHz以上
メモリ : 128MB以上
モニタ : VGA 800 x 600ピクセル
HD空き容量 : 100MB
推奨要件
OS : Windows XP, Server2003, Vista, 7, 8
CPU : Pentium 1.6GHz以上
メモリ : 512MB以上
Windows 98より古いOSのPCにはMnovaはインストールできません。
Window XPへのインストールは管理者権限で行ってください。
Mnovaが正確にインストールできない可能性があります。
お気を付けください。
お客様のご要望があれば
システムプラスでは、PCの選定・代理購入も承ります。
その際は、Mnovaをインストールして、
すぐにお使いいただける状態にして納品します。
http://systemplus.co.jp/mnova/
2013年8月2日金曜日
Mnova って何?
Mnovaとは
Mestrelab Research社(スペイン)が開発しているNMRスペクトル処理ソフトウェアです。
NMRのFIDさえあれば、ほとんどのNMRメーカーのデータを読込み、処理することができます。
ヨーロッパ・アメリカで人気が高く、世界各地で多くのユーザが使用しています。
日本での知名度・ユーザ数はこれから。
これからMnovaの魅力と便利さを伝えていきます。
Mnovaの長所は、いろいろあるのですが…
ソフトウェアとして
① 操作性が抜群に良い
② プロセッシング・解析時間が大幅に短縮可能
③ これまで認識されなかったピーク裾に埋もれた小ピークも認識可能
開発元として、
① 問い合わせのレスポンスが早い
② 説明が親切・丁寧
③ NMRはもちろん有機合成に詳しいスタッフが開発
等々が挙げられます。
Mestrelab Research社はスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラという街にあります。
サンティアゴ・デ・コンポステーラは、
エルサレム、バチカンと並ぶキリスト教の三大巡礼地の一つでもあり、
「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」は世界遺産登録されています。
厳かな中世と近代が絶妙に共存している素敵な街です。
この街の魅力はまた別の機会に。
Mestrelab Research社(スペイン)が開発しているNMRスペクトル処理ソフトウェアです。
NMRのFIDさえあれば、ほとんどのNMRメーカーのデータを読込み、処理することができます。
ヨーロッパ・アメリカで人気が高く、世界各地で多くのユーザが使用しています。
日本での知名度・ユーザ数はこれから。
これからMnovaの魅力と便利さを伝えていきます。
Mnovaの長所は、いろいろあるのですが…
ソフトウェアとして
① 操作性が抜群に良い
② プロセッシング・解析時間が大幅に短縮可能
③ これまで認識されなかったピーク裾に埋もれた小ピークも認識可能
開発元として、
① 問い合わせのレスポンスが早い
② 説明が親切・丁寧
③ NMRはもちろん有機合成に詳しいスタッフが開発
等々が挙げられます。
Mestrelab Research社はスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラという街にあります。
サンティアゴ・デ・コンポステーラは、
エルサレム、バチカンと並ぶキリスト教の三大巡礼地の一つでもあり、
「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」は世界遺産登録されています。
厳かな中世と近代が絶妙に共存している素敵な街です。
この街の魅力はまた別の機会に。
http://systemplus.co.jp/mnova/
2013年8月1日木曜日
Mnova ブログ スタート
操作性抜群のNMRスペクトル処理ソフトウェア "Mnova" の使用方法や
スペクトル後処理方法に関する豆知識を
随時、書いていきます。
Mnovaユーザのお役に立てれば良いのですが。
スペクトル後処理方法に関する豆知識を
随時、書いていきます。
Mnovaユーザのお役に立てれば良いのですが。
http://systemplus.co.jp/mnova/
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