次に線形予測。
線形予測には前方線形予測と後方線形予測があります。
前方って?後方って?
FIDが減衰していく方向が前方、
その逆が後方です。
前方線形予測は、FIDがトランケート(減衰途中で切られた)されている時などに、
その続きを0まで減衰するような予測を行います。
この処理を実行することで、スペクトルのデジタル分解能を向上させることができます。
後方線形予測は、FIDを観測する前の波形を予測します。
こちらは、フーリエ変換後のベースラインに歪みが生じる場合に、
その補正として役立ちます。
http://systemplus.co.jp/mnova/
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