解析作業をしている中で、
今、解析作業をしているスペクトルをMnovaに残しつつ、
以前解析したスペクトルを見たくなる場合もあります。
例えば、
過去に同化合物または類似化合物の解析過程・結果を参考にしながら、
目の前のスペクトル解析を行う場合です。
つまり、複数のファイルを同時に開く方法です。
同一ファイル中に、複数のページを作成し、
解析・保存することは多々ありますが、
複数のファイルを同時に開くことは少ないようです。
しかし、先述のように複数のファイルを並列で開く必要があるときは、
複数の.mnovaファイルを開いた後、
メインメニュー ドキュメント \ タイル表示 を実行します。
すると、下記のように複数の.mnovaファイルが
並列表示されます。
これで、過去のスペクトルと現在のスペクトルを比較表示することが可能です。
一つのファイルに過去のスペクトルを入れて比較表示することもできますが、
過去のスペクトルと現在のスペクトルが一つのファイルに混在し、
後々、混乱を招いてしまいそうです。
ちなみに、タイル表示の下にあるコマンド "カスケード表示"は
このような表示になります。
http://systemplus.co.jp/mnova/